セントレア（中部国際空港）への行き方について

中部国際空港セントレアは、国際線、国内線とも乗り継ぎをスムーズにしたコンパクト構造で、旅客ターミナル内には商業施設も充実しているというのが特徴の人工島の空港です。

空港へは車で半田中央I.Cよりセントレアラインを利用してアクセスする方法のほか、電車、バス、高速船を利用してアクセスする方法があります。今回は、中部国際空港への様々なアクセス方法や、国際線と国内線の乗り継ぎについて紹介します。

電車でのアクセス方法

中部国際空港へ電車で行く時には、名鉄線を利用します。名鉄名古屋駅からだと特急で35分。特急や準急など日中時間帯は1時間に2本ずつ運行しています。

また同じく日中時間帯は1時間に2本ずつ運行している名鉄空港特急「ミュースカイ」に乗車することもおすすめ。名鉄名古屋駅から特急では35分のところ、ミュースカイなら28分で到着できるうえ、料金は特急と同じです。ちなみにミュースカイは岐阜県岐阜市の新鵜沼駅から出発する犬山線方面からも出ています。

電車で中部国際空港へ行った場合、駅がアクセスプラザに直結しているので、到着出口のある旅客ターミナル2階や出発口のある旅客ターミナル3階へ直通で行くことができます。

バスでのアクセス方法

中部国際空港へは、名古屋市内や近隣の常滑などからはもちろん、県内の三河地域、四日市など三重県方面、飛騨高山や静岡県の浜松方面からバスが運行しています。また名古屋中心部から中部国際空港へ行くなら、名古屋駅名鉄バスセンターから運行している「セントレアリムジン」を利用するのもおすすめです。

バスセンターから市内の大型ホテルなどを経由するバスで、空港へは約85分で到着します。料金は全区間均一料金で、片道おとな1､000円、こども500円。予約は不要です。スーツケースなど大きな荷物はトランクに預けることができるので、快適に行くことができます。このセントレアリムジンは、平成27年6月30日まで運行予定です。

ただし、バスの場合は、空港での乗車場と降車場の場所が違うので、注意が必要です。乗車場は、到着出口のある旅客ターミナル2階から、アクセスプラザを経由して向かいます。降車場は、旅客ターミナル1階のウェルカムガーデン前にありますので、到着出口へはそのまま2階へ、各飛行機に乗る場合は3階の出発口へ向かって下さい。

三重からは高速船でも行ける

三重方面からは高速船で行くことができます。三重側の発着地は2ヶ所あり、所要時間45分の津からは1日13往復、所要時間68分～75分の松坂からは1日5便往復しています。

空港へのバスは四日市や桑名からしか出ていないので、津や松坂周辺から乗り継ぎなしで所要時間も短い高速船はとても便利です。ただし、高速船乗り場から旅客ターミナルまでは少し時間がかかります。アクセスプラザから連絡通路で高速船のりばへ移動すると徒歩約15分ですので、その分早めに行動することがおすすめです。

同じターミナル内で乗り換えできる

中部国際空港は国際線、国内線の到着出口は2階、それぞれの出発口は3階と、まとまっています。いずれも向かって左が国際線、右が国内線とわかりやすくなっています。

例えば国際線から国内線に乗り継ぐ場合には、2階の国際線到着出口を出たら3階に上がり、国内線出発口で搭乗手続きをするという形になります。大きな移動が不要という、このあたりが中部国際空港の乗り換えスムーズなコンパクト構造ということですね。

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