公共交通機関を利用して成田空港へアクセスする主な方法は、成田エクスプレスなどの有料特急を利用する方法とリムジンバスを利用する方法です。ここでは成田空港までの交通手段やターミナルまでの行き方、乗り継ぎの方法などの交通手段をご紹介します。
電車で成田空港へアクセス
成田エクスプレスは、JR東日本の高尾駅、大宮駅、大船駅と成田空港駅の間で運行する特急列車です。東京駅から乗車した場合、利用料金は通常の乗車券に指定席特急券の料金が加わった3,020円が必要になります。運行本数は時間帯にもよりますが、東京駅から30分に1本程です。
京成電鉄では成田スカイアクセス線経由で、特急列車の京成スカイライナーを利用することができます。成田エクスプレスに比べて利用できるエリアは狭いですが、低価格、短時間で成田空港まで到着することが可能です。
利用料金は日暮里駅から成田空港まで2,470円(乗車券とライナー券)で、運行本数は20分に1本程度です。
京成電鉄には京成スカイライナーの他に、特急料金が掛からないアクセス特急もあります。時間に余裕がある場合はこちらの利用を検討してもいいでしょう。
バスで成田空港へのアクセス
電車ではなく、リムジンバスを利用する方法もあります。メリットは空港まで大きな荷物を預けることができるため、電車内で窮屈な思いをしなくていい点でしょう。ただ、道路状況によってかかる時間が変わり、運行本数にばらつきがあるなどの点には注意が必要です。時間に余裕が持てる際に利用するのが得策です。
リムジンバスを利用する場合、会社を選べば運賃を大きく抑えることができます。東京シャトルは事前に予約をすれば、東京駅⇔成田空港間を900円で利用することが可能です。
各航空会社のチェックインカウンターについて
航空会社によってどちらのターミナルでチェックインするか分かれます。ターミナル間の移動は時間が掛かりますので、ご利用の航空会社がどちらのターミナルでチェックインできるのかを確認しておきましょう。
・国内線
Peach、全日本空輸、IBEXエアラインズなどをご利用の場合は、第一ターミナルでチェックインします。第一ターミナル南ウイング1階が国内線のチェックインカウンターです。チェックインが済んだら、第5サテライト3階にてセキュリティチェックを受けます。
ジェットスター、春秋航空日本、スカイマーク、日本航空、バニラエアなどをご利用の場合は、第二ターミナルでチェックインすることになります。こちらはジェットスターのみ2階、その他は1階とチェックカウンターが分かれているので、注意が必要です。
・国際線
国際線も国内線と同様にチェックインするターミナルが2つに分かれています。ANAグループなどの航空会社をご利用の場合は、第一ターミナルでチェックインします。第一ターミナルの4階が国際線のチェックインカウンターです。ターミナル内は非常に広いので、闇雲に探すのではなく、予めご利用の航空会社のカウンターがどこにあるのかを確認しておきましょう。
JALグループなどは、第二ターミナルでチェックインします。こちらは3階が国際線のチェックインカウンターです。
ターミナル間の移動について
同じターミナル間での乗り継ぎは、到着ホールから国内線チェックインカウンター及び国際線出発ロビーに移動するだけですが、異なるターミナル間での乗り継ぎの場合には注意が必要です。
到着したホールから1Fのバス乗り場へ移動し、第1、第2ターミナル間の連絡バスを利用します。バスは10分に1台程度の頻度で出ていますが、移動に10分の時間を要するので、時間を持って移動するように心がけましょう。
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