関西国際空港への各交通機関におけるアクセス方法、各航空会社のカウンター、国内線や国際線の各ターミナルへの移動方法などについてご紹介します。
関西国際空港は大阪府の南西部、世界でも珍しく人工島に作られた空港です。梅田など大阪の中心地からは電車で1時間程度。同じく関西にある空港のひとつである神戸空港からは、高速船で移動することができます。
電車を使った関西国際空港へのアクセス方法
電車でのアクセスには、JRか南海電鉄を利用します。最寄の駅名はいずれも「関西空港駅」です。
米原や京都、新大阪からは「特急はるか」が利用でき、新幹線からの乗り換えも楽に行えます(米原からは130分、京都から75分、新大阪から50分)。特急はるかなら座席の間隔が広く、スーツケースも収納できる荷物スペースがあるため、大きな荷物も負担になりません。JRでは特急以外に、関空快速が使われます。関空快速では、大阪駅から65分程度かかります。
南海電鉄は、なんばからのアクセスとしてよく使われます。座席にゆとりがあり設備の充実した特急のラピートであれば、なんば駅からラピートαで34分、ラピートβで39分となっています。特急ではなく急行を使えば43分です。堺駅からはラピートαで約27分、急行で32分と、時間的には5分程度の違いしかありません。
和歌山方面からに関しては、JRの関空快速・紀州時快速で約35分、南海電鉄のラピートβ、もしくは特急サザンで約37分となっています。
リムジンバスを使った関西国際空港へのアクセス方法
リムジンバス(関西空港交通株式会社が運用)を使えば乗り換えの必要もなく、スムーズに関西国際空港へ移動することができます。
大阪からは大阪駅前、心斎橋、なんば、あべのハルカス、南港などから、兵庫からは三宮
、尼崎、西宮、姫路や加古川から、京都からは京都駅から、その他、奈良、和歌山、四国、
岡山、名古屋からもリムジンバスが発着しています。
高速船を使った神戸空港からのアクセス方法
神戸空港からは所要時間約30分の高速船も利用できます。電車やバスを使うよりも早く、値段的にも若干割安になっています。ただし、神戸空港ターミナルと高速船の乗り場である桟橋間、関空のポートターミナルからターミナルビルへバスで移動する必要などは生じます。高速船はインターネットでの予約も可能です。
各航空会社のカウンターやターミナル間の移動について
第1ターミナルビルと第2ターミナルビルがあり、第2ターミナルビルはLCC専用の国際線、及び国内線の出発到着フロアとして使われています。
スターフライヤー(SFJ)、全日本空輸(ANA)、スカイマーク(SKY)、日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、JJP(ジェットスター・ジャパン)など国内線航空会社のチェックインカウンターは第1ターミナルビルの2Fにあります。国際線の各航空会社のチェックインカウンターは第1ターミナルビルの4Fにあります。
第2ターミナルビルに向かうには、第1ターミナルビルや関西空港駅と直結しているエアロプラザ1Fから無料の連絡バスを使います。リムジンバスには一部第2ターミナルビル行きになっているものもあります。
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