海外旅行に行く際には、事前に入念な準備が必要になります。もし短期間の旅行なら、旅行先で必要になるものの予測もつきやすいですが、長期旅行ではそうもいきません。中でも、衣類はどの程度持っていくべきかとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、海外旅行に持っていくべき衣類の種類や、洗濯の方法について紹介します。
海外旅行で必要な服は何着分?
3日間の旅行や7日間の旅行など、短期で海外旅行に行く場合は、旅行をする日数分の衣類を持って行くと良いでしょう。
しかし、長期旅行の場合は日数分衣類を持っていくと、荷物が多くなりパンクしてしまいます。現地で衣類を購入するという方法もありますが、その際には帰国するときの荷物が多くなってしまいます。
荷物を増やしたくないという方は、3日分程の衣類を持参し、現地で洗濯をして着回しをするのはいかがでしょうか。
旅行中に洗濯するために乾きやすい素材の服を選ぶ
旅行先で洗濯をするには、衣類の選び方が重要です。
ホテルやゲストハウスなどの宿泊施設に、丸一日滞在できれば乾かせる時間も長くなりますが、午前中にチェックアウトしなければならない場合は、乾きにくい衣類はNG。例えば、天然素材のものは吸水性が高いため乾きにくいと言えます。
旅行中に洗濯する場合は、ナイロンやポリエステルなど乾きやすい素材のものを選びましょう。これらの素材のように、乾きやすい上に簡単な手洗いでも汚れが目立たず、比較的型崩れしにくく、強くしぼってもヨレにくいような衣類がベストです。
海外旅行中の洗濯方法
海外旅行中に洗濯をする場合、現地で洗剤を購入するか、旅行用に小分けされた洗剤をあらかじめ購入しておきます。手洗いをする場合は、以下の通り行ってください。
はじめに、洗面シンクに洗剤とぬるま湯を入れます。
セーターのように厚手なものは、汚れた部分が外側にくるようにして衣類を畳み、両方の手のひらでシンクへと押し付けながら洗いましょう。
シャツをはじめシワになりやすい薄手のものは、洗剤を溶かしたぬるま湯の中にふわりと泳がせ、広げたり寄せたりしながら優しく手洗いします。
もし靴下や頑丈な衣類を洗う場合には、もみ洗いをすると汚れがよく落ちます。洗剤を溶かしたぬるま湯の中で、揉んだりこすったりしながら汚れを落としていきましょう。
よく汚れを落としたら、シンクの中の水を新しいものに替えて、同じようなやり方ですすぎます。すすぎは2回、常温の水で行いましょう。
その後、セーターは畳んだままの状態で、手前から丸めて押しながら脱水します。このとき、タオルや未使用のバスマットなどにくるくると包むと水分が吸収され、より乾きやすくなります。
シャツのようにデリケートなものは、軽く手で絞ってから手のひらで押すように叩き、シワを伸ばしながら脱水していきましょう。
洗濯が終わったら、ハンガーにかけて浴室に干したり、ひもと洗濯バサミを持参し干したりします。
旅行をする際に持参する衣類は荷物になってしまうので、長期滞在には現地での洗濯がおすすめです。手洗いをするのが億劫だという方は、近くにコインランドリーがあるホテルや、ランドリーサービスがあるホテルを選ぶようにしましょう。
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