海外旅行中の両替のポイント

海外旅行をする際に避けられないのが、通貨の両替です。どこで両替をするべきなのか、どのタイミングですればいいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、海外旅行前に知っておきたい、両替のノウハウや豆知識をご紹介します。

海外に行く時に現金はいくらくらい持っていくべき？

国によっては、クレジットカードで全ての支払いが完了する場合もありますが、いざという時のためにやはり少しの現金は必要です。
まず、自宅から国際空港までの交通費であれば、日本国内なのでクレジットカードで支払うことは可能です。
ただ、渡航先の空港からホテルまでの交通費や食事代、旅先で支払うであろうチップは、クレジットカードでの支払いが難しいことが多いでしょう。

現地の物価なども調べておいて、交通費、食事代、チップを考慮して最低限必要な現金を用意しておくようにしましょう。
国によっても異なりますが、可能な限り手持ちの現金は抑え、その他はカードで支払うようにしましょう。

両替はどこで行えばいいの？

外貨両替は、出国する前に銀行や空港でもできますし、現地に着いてからでも空港や街の中にある両替所などでも能です。空港到着の時間やその時のレートなどを考慮し、日本と現地どちらで両替するべきかを検討しましょう。

損得で考えると、米ドルとユーロは現地で両替するよりも、日本で両替しておいた方が手数料が安く済むことが多いようです。

日本で両替する場合は、銀行、郵便局、外貨両替宅配サービス、国際空港、金券ショップなどを利用するようにしましょう。ただし、在庫不足などから後日受け取りになることもあるので、ある程度余裕を持っての両替を心掛けてください。

外貨両替手数料を安くする方法

「両替＝高額な手数料」というイメージが強いですが、実は手数料を安く済ませることもできます。
それが、FXを使った両替方法です。
業者によって金額が異なりますが、手数料が1ドルにつき20銭程度と、銀行や空港で両替をするよりも手数料は安くなります。1,000ドルを両替する場合、銀行や空港では手数料が3,000円程かかるところを、FXを利用すれば200円程度で済んでしまうのです。

現地通貨が余ってしまったら？

旅行先では手放せなかった外貨も、帰国してしまえば使い道がなくなってしまいます。両替をするにも、手数料の方が多くかかってしまい、結局利用法なく引き出しの中に眠っていることが多いのではないでしょうか？ 余ってしまった現地通貨は、下記のように活用している方が多いようです。

・保管しておく

ドルやユーロなどは主要外貨なので、他の国に旅行した際に使える可能性が高いため、次の旅行に行くまで保管しておくのも手でしょう。

・免税店で使う

帰国をしてしまえば使い道がなくなってしまいますから、出国の際に免税店で使いきってしまうのが理想的です。現地通貨が少ない場合には、クレジットカードと併用できる場合もあります。

国によっては、カードが使えずに現金のみで支払う場合もあります。事前に旅行先の情報をよく調べておくようにしましょう。