那覇空港は平成25年度の統計データによると、年間で16,039,825人と日本で6番目の乗降客数を誇るハブ空港です。国内旅行で最も多く利用される空港のひとつで、国内線利用者数が全体の約94%を占めています。
公共交通機関で那覇空港へアクセスする方法は、沖縄で唯一のモノレールを利用する方法と、路線バスや高速バス、リムジンバスを利用する方法の2通りあります。ここでは那覇空港までの交通手段やターミナルまでの行き方をご紹介します。
モノレールでの那覇空港へのアクセス方法
沖縄新都市モノレール(ゆいレール)は、首里城公園の最寄り駅である首里駅と那覇空港駅を結ぶ、空港へ直接アクセスできる唯一の電車で、首里駅から12.9kmを約27分で運行しています。運行時間は6時から23時30分です。
那覇空港駅と国内線ターミナルは動く歩道で結ばれているほか、路面交通の影響を受けずに運行できるという高い利便性を持っています。
バスでの那覇空港へのアクセス方法
公共交通機関では、モノレール以外にもバスを利用する方法もあります。沖縄本島各地から乗車できる路線バスに加えて、高速バスや主要リゾートホテルを経由する空港リムジンバスが利用可能です。国内線、国際線ともに旅客ターミナルの目の前で乗降できます。
モノレールが利用できない名護バスターミナルから那覇空港まで約74.5kmの距離を乗り換えなしで移動できるのは、電車が少ない沖縄本島では大きなメリットです。
車での那覇空港へのアクセス方法
自家用車の場合は県道231号線からアクセスできます。国内線ターミナルビルへアプローチする道路は、1Fと3Fの両方へスムーズにアクセスできるダブルデッキ構造です。
那覇空港駅周辺には駐車場が複数あります。航空機が遅延した際などには、運用時間が延長されるので、安心してご利用ください。
国内線、国際線の搭乗手続きについて
国内線の搭乗手続きは、国内線ターミナル3階ロビーにて可能です。滑走路に向かって左側にはJAL、JTA、RAC、JJPの4社、同じく滑走路に向かって右側にはANA、SNA、SKYの3社がチケットカウンターを構えています。
国際線は国際線旅客ターミナル2階でチェックインが可能です。チケットカウンターは、滑走路に向かって左側に位置しています。
国内線ターミナルと国際線ターミナル間は徒歩で移動が可能です。モノレール駅から国際線ターミナルにアクセスする場合は、一度国内線ターミナルに移動し、1F出口より左(北側)へ5分程歩けば到着します。
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