大阪府と兵庫県にまたがる形で位置する伊丹空港の空弁は、種類が豊富で、近隣の関西国際空港とはまた違った商品が揃っています。
ここでは、伊丹空港で購入できるおすすめの空弁をご紹介します。
職人のこだわりがつまった「柿の葉すし(柿千)」
奈良県の郷土料理である柿の葉すしの有名店「柿千」の創業者が、天川村の柿の葉すしを広めようと生まれた「柿の葉すし」。もっちりとした食感が特徴の伊賀米コシヒカリと、厳選した国産の最高級寒鯖、さらに250余年の歴史を持つ京都の「千鳥酢」を使用し、酸味もまろやかな上品な味わいが楽しめます。
素朴な味わいのおにぎり「紀州めはり寿司」
「紀州めはり寿司」は、竹皮の素朴なパッケージを開けると、浅漬けの高菜の葉に包まれた大きなおにぎりが2個入っている、いたってシンプルなお弁当です。
ご飯は酢飯で、具は練り梅と高菜の2種類。めはり寿司は、和歌山県の熊野地方や奈良県の吉野地方などの郷土料理で、その大きさに目を見張って食べたことから、この名が付いたそうです。豪快にかぶりついて味わいたい一品。
国産牛のボリューム満点「神戸のステーキ弁当」
独自製法で仕上げた国産牛ステーキをのせたボリュームのある空弁、「神戸のステーキ弁当」。ステーキの下にはキノコご飯が敷き詰められ、ポテトやインゲン、ニンジン、トウモロコシなどカラフルな野菜が彩りをそえます。
がっつりいきたい派の人は駅弁としても人気のこのお弁当を、伊丹空港で味わってみてはいかがでしょうか。
素材にこだわった本物の味「元祖たこむす」
おむすびから顔を出すたこ焼きが印象的な「元祖たこむす」。前述した「柿の葉すし」を販売している「柿千」が生み出した空弁で、関西だしをたっぷり含ませたたこ焼きを伊賀米コシヒカリで丸ごと包み、有明産の高級のりで巻いた一品です。
たこ焼きのほどよい醬油味がおにぎりと相性抜群! 添えられたマヨネーズをつければ、さらに香ばしさが際立つのだとか。フタの裏側に記された「多幸結」という文字を見ながら、ちょっと幸せな気分で味わえる空弁です。
癖のない味が食べやすい「ままかりの押し寿司」
岡山の名物「ままかりの押し寿司」も伊丹空港で人気の空弁です。「ままかり」というのはニシン科の「さっぱ」という魚で、そのおいしさから食べ過ぎてしまった様子を、隣家からまま(ご飯)を借りてまでも食べた、という由来から、岡山では「ままかり」と呼ばれ、親しまれています。
岡山県産のブランド米「朝日米」を、岡山県東粟倉の後山の天然水で炊き上げて作った酢飯に、ままかりを上にのせているだけでなく、ご飯の間にもサンドしているのでボリュームも満点! 食べ応えのある押し寿司です。
以上、伊丹空港のおすすめの空弁をご紹介しました。
大阪から少し離れた岡山まで、ご当地ならではのお弁当をぜひご賞味ください。
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