出張の際には、普段の旅行で必要なものの他に、ビジネスに用いる持ち物も増えるため、つい忘れものなどをしやすくなります。スムーズに出先で仕事をこなし、慣れない土地で快適に過ごすためにも、準備をする前に必要なものをリストアップしておくと便利です。
出張時の持ち物リストを作ろう!
何事も前もって準備することが大切です。できれば、持ち物リストやチェックシートを作り、あとで慌てないようにしたいもの。旅行であれば、なにか不備があったとしても笑い話で済みますし、それ自体が思い出となるでしょうが、ビジネスの場での失態は社会人としての評価に影響を与えます。
以下では、ビジネスでの出張に最低限持っていくべき持ち物についてご紹介します。
絶対に忘れてはならないもの
・航空券や財布
飛行機での移動の場合、まず空港で航空券(海外ならばパスポートも)が必要となります。財布とともに出発時から身につけておくようにしましょう。
・名刺入れ・手帳・仕事で使う荷物
もちろん、名刺入れや手帳なども必須です。会社から受け取った書類や機械類も持ち込めるようなら、手荷物として機内に持ち込んで保管するほうが安心です。貨物室は寒いので、気温の差でトラブルを起こしそうな精密機器は手元に置いておくようにしましょう。
現地に着いてすぐにビジネスの相手と合流する場合は特に、仕事のための準備品は手荷物として持っておきます。バッグひとつに収めるときは、すぐに使うものとそうでないものをバッグインバッグなどで仕切って管理します。
出張で必要となる衣類は?
・スーツ、シャツ
家を出るときに着て出かけるという方も多いかと思いますが、これを忘れてしまってはどうすることもできませんから、確実に持っていくようにしてください。また、バッグに入れる際にはシワにならないならないように注意しましょう。
・寝間着や下着
意外と忘れやすいのが寝間着や下着です。下着の替えは絶対に必要ですが、寝間着はアメニティとして用意されているホテルに泊まるのなら持っていかなくても問題ないでしょう。
衣類はシワにならないよう、寝袋を巻くようにくるっと丸めて収納します。スーツやシャツなどシワになりやすいものはタオルなどと一緒に巻いておくと綺麗にしまうことができます。
日用品で持っていくべきものは?
・化粧品・生理用品
特に女性にとっては必需品となる化粧品や生理用品。急遽必要になり、出張先で慌てて買いに行くなどということがないようにしましょう。化粧品は旅行用の小瓶に移し、小さなものは小分けにした上でひとまとめにしておきます。
・カミソリ・整髪剤
ビジネスマンにとって、身だしなみは非常に重要です。ひげを剃るためのカミソリ、整髪剤は使いなれたものを持っていき、万全な状態で仕事に向かうことができるようにしましょう。
※液体状の化粧品や整髪剤を使用している方も多いかと思いますが、飛行機内に持ち込む場合は、液体物の持ち込み規制についてあらかじめ確認しておきましょう。
・コード類
ノートパソコンなどを持って行くときに忘れてはいけないのが、ACアダプタです。パソコンとワンセットにしておく癖をつけましょう。また、携帯電話やタブレットなどの充電器も忘れずに。仕事で使用する場合、現場で使えなくなったら大変です。
・ビジネスユースに便利なバッグ
パソコンやタブレットなどの機器や書類の運搬があるため、出張用のバッグを用意しておくと便利です。1、2泊であれば、少し大きめのビジネスバッグが使いやすいでしょう。中で仕切られているものや、バッグインバッグが付いているものもあります。きちんと整理して、持ち物のスリム化をすることによって、無駄が省けて仕事もはかどるでしょう。
このように、持っていくべきものをリストに書き出してみると、足りないものや入れ忘れに気づきやすくなります。出張の際は、こちらを参考にチェックリストを作ってみてはいかがでしょうか?
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