飛行機に載せられる荷物にはサイズ、重さの制限があります。それを知らずに空港まで荷物を持ってきてしまい、いざ預ける際に許容量を超えて追加料金を払わなければいけなくなったなんてことにならないよう、今回は、荷物を預ける際のポイント、預けた荷物を受け取る際のトラブル対応など空港での荷物の取り扱い方について説明します。
荷物の大きさ、重さの制限について
飛行機に乗る際に、無料で預け入れできる荷物には許容量があります。これを超えると追加料金がかかります。無料手荷物許容量は、航空会社やクラスによって異なります。
JALの場合、エコノミークラス(プレミアムエコノミー含む)は1個あたりの重量が23kgのものを2個まで、ファーストクラス、ビジネスクラスは1個あたりの重量が32kgのものを3個まで預けることができ、いずれの場合でも荷物の3辺(縦・横・高さ)の和は203cmに抑えなければいけません。ここで注意しなければいけないのは、3辺の和には、キャスターと持ち手を含むということです。うっかり計算していなかったなんてことにならないようにしましょう。
無料手荷物許容量を超える場合は、追加で超過手荷物料金が必要になります。金額はどの国にいくかによって変わります。また、スノーボードや釣竿などの長尺物は別途規定があります。持っていくものを準備する際、事前に航空会社に確認をしておくと良いでしょう。
荷物の引き取りの間違い、紛失があった際の対処法
空港について荷物を受け取る際、荷物がない、もしくは誤ってほかの人に引き取られてしまったかもしれないという場合はどう対応すればいいのでしょうか。
まず気づいた段階で、近くにいる係員に状況を説明してください。その際、荷物タグを係員に見せましょう。その内容をもとに一緒に荷物を探してくれます。
荷物が空港に届いていないとわかった場合は、手荷物紛失証明書(PIR)という書類に荷物の形や色、材質、どれくらいの金額のものかなどを記入して探してもらいます。
また、荷物が届くまでに、衣服や洗面道具など最低限必要なものが必要になるかと思います。それに対しての対応は航空会社によって異なりますが、ある程度の道具を用意してくれたり、こちらで購入したものの料金を後で支払ってくれたりするのが一般的です。
荷物の取り扱いについて事前に把握し、いざトラブルがあった際でも落ち着いて対応できるようにしましょう。
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