沖縄の「那覇空港」は、国内屈指の観光地だけに旅客数が多く、特に夏場のオンシーズンは、家族連れや友人同士などの観光客で賑わいます。空港内には熱帯魚の泳ぐ大型水槽も設置されており、降り立った瞬間から沖縄らしい雰囲気を楽しむことができるでしょう。今回は、そんな那覇空港での時間つぶしの方法についてご紹介していきます。
特別待合室の利用
那覇空港において、お客様をおもてなしするために設置されているのが、特別待合室です。同室には「でいごの間」と「ゆうなの間」の2種類があり、それぞれ国内線ターミナルの2階、出発ロビーの北側(ANA側)と南側(JAL側)に位置しています。利用料金はでいごの間が15,000円、ゆうなの間が7,000円(いずれも1時間/税別)とやや高めですが、ほかでは味わえないラグジュアリーなひと時を楽しめるでしょう。
座席数はでいごの間が26席、ゆうなの間が24席と、ほかのラウンジよりも少なめですが、その分静かにゆったりと過ごすことができます。室内はシックで高級感あふれる内装になっており、非日常的とも言える特別な時間が流れています。なお、営業時間は7:00~21:00となっており、利用には予約が必要です。
ラウンジ華~hana~の利用
国内線ターミナル1階、到着ロビー北側にあるカードラウンジ「ラウンジ華~hana~」。シティカードやアメックスをはじめとした、提携カード会社の一定ランク以上の指定カードと、当日の航空券を提示すれば、無料で利用できます(カードがない場合は税別1,200円の入場料がかかります)。
営業時間は8:00~20:00、座席数は48席ほどです。黒いソファが並び、クラシック音楽が流れる高級感のある雰囲気では、優雅な時間を過ごせることでしょう。パソコンが設置されたビジネスエリアもあるので、ビジネス目的での利用にもおすすめです。
また、雑誌類や新聞の種類も豊富。飲み放題のソフトドリンクには、グァバジュースやシークワーサージュース、マンゴージュースなど沖縄らしい飲み物が揃っています。特別待合室よりもリーズナブルでありながら、十分にくつろぐことができるスペースと言えるでしょう。
各階のレストランの利用
那覇空港は飲食店の数が豊富です。国内線ターミナルの1階から4階までの各階には、沖縄料理をはじめ、和食、洋食、中華など、さまざまなレストランやカフェが入店しています。とりわけ4階のレストランフロアにはずらりと飲食店が並んでおり圧巻です。
そして、沖縄に足を運ぶなら、ぜひ食べておきたいのが沖縄料理。1階の「空港食堂」はリーズナブルな価格で本格的な沖縄料理が食べられるため、地元の方にも人気のお店です。定番のソーキそばやゴーヤチャンプルー定食、タコライスなど、何を頼んでも美味しいと評判なので、沖縄の味を十分に楽しみたいという方は立ち寄ってみると良いでしょう。なお、営業時間は9:00~20:00となっています。
このほか、那覇空港では国内線の搭乗口で免税店を利用することができます。搭乗までの時間が余った場合には、上記でご紹介した内容を参考に、ゆっくりとくつろいだり、買い物をしたりして過ごしてみてください。
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