電車やバスは発車時間に間に合えば乗れますが、飛行機はそうはいきません。空港ではチェックインなど事前に必要な手続きがあります。では、空港には何時間前に来ればいいのでしょうか?ここでは、空港の搭乗時間とチェックインから搭乗までの手続きの流れについて、ご紹介します。
空港へのチェックインは何時間前に行えばいい?
飛行機に搭乗するには、まず搭乗券を受け取るチェックインが必要になります。チェックイン時間の規定は航空会社によって異なりますが、多くの場合、60分前が一般的のようです。
ただ、これはギリギリの時間なので注意。利用者が集中する時期、特にゴールデンウィークや年末年始などは、手続きの時間が通常よりかかる場合があります。また車やバスで空港に向かう場合、道が渋滞して時間通りにつかないケースも多々あります。
時間内にチェックインできなければ、飛行機の予約は取り消されてしまい、キャンセル待ちの人に席が割り振られてしまうこともあります。そうなると、チケットを再度買うか、後発の便での振替運送を利用することになってしまいます。後発便は翌日以降になってしまう可能性もあります。
そうならないよう、余裕を持って2時間前にはチェックインの手続きを終えるようにすることをおすすめします。
もし時間に間に合わない場合は、航空会社の空港カウンターか予約センターへ電話しましょう。いざというときに慌てないよう、あらかじめ利用する航空会社の電話番号をメモしておくと安心です。電話では、搭乗者名、搭乗数、予約番号、空港への到着予定時刻などを伝えます。
搭乗手続きから搭乗までの流れ
次は、チェックインから飛行機に搭乗するまでの流れをご紹介します。
・チェックイン
利用する航空会社のカウンターで航空券、パスポートを提示し、チェックインを行います。機内へ持ち込まない荷物をここで預けます。自動チェックイン機やインターネットでのチェックインを利用するとスムーズに進められます。
・保安検査
ハイジャックやテロ防止のため、ボディチェックと機内へ持ち込む手荷物の検査が行われます。身に付けているもの、荷物内にあるものの中にある金属類はすべてトレーに出し、機械に通してチェックします。
・搭乗口
航空券に記載されている搭乗口へ向かいます。出発時刻の30~20分前には向かうようにしましょう。搭乗ゲートのロビー近くにいると、案内のアナウンスがよく聞こえて安心です。
以上が空港のチェックインから搭乗までの流れになります。
手続きが終わって時間が余った際は、空港内の施設で買い物をしたり、トイレに行ったり、展望デッキで飛行機を眺めたりして時間を過ごしましょう。全国的に空港のロビー内の施設は充実しているので、早めに到着しても楽しめます。
何かあってからでは遅いので、時間に余裕を持って行動しましょう。
-
前の記事
空港などでスーツケースが破損したときの対応
目的地の空港で自分の荷物を確認したら、へこんでいた、ビビ割れていた、なんてことは…
-
次の記事
空港で退屈しない時間つぶしのアイディア
搭乗予定の飛行機がくるまで時間がある、非常事態が起こったために空港で足止めされた…